カルデアのマスターとして過ごす日々。人理修復のために特異点で戦うマスター。
 そしてその戦いは亜種特異点や様々な微少特異点、そして――夢の中にも及ぶ。


「なるほど、また夢か」


 目覚めると知らない部屋にいたが、 夢でどこかに迷い込むことに熟達したマスターは慌てふためいたりはしない。
 冷静に状況を把握し、対応していくわけだけど――。


「虚月館の記録を何度も何度も繰り返しては涙を流して――」
「はあ」
「宝具が暴走して、夢の中に囚われちゃったみたい」
「ごめん、意味がわかんない」
「宝具だなんだと言われても、私たちにとってみれば『自分の能力』だもの」
「そりゃそうかもしれないけど……」


 あまり明後日なことを言われても困ってしまう。
 しかしそれでも、決して諦めることなく状況を確かめ、把握し、立ち向かう。それがカルデアのマスターである。



「ライブラリ見ながら寝落ちて、感情の高ぶりとともに《自己封印・暗黒神殿(ブレーカー・ゴルゴーン)》が暴走したとかそんな感じじゃないかしら」
「虚月館の映像を見過ぎた状態で寝落ちたメドゥーサの夢の中に引きずり込まれたってこと?」
「さすがマスター、理解が早くて助かるわ」


 いやほら、契約したサーヴァントのために戦うのはマスターの責務だし。
 そんなわけでマスターは共に引きずり込まれたステンノと共に旅に出る。
 果たして彼らはこの夢から脱出できるのか。


「やあ。お帰りなさいだ、マスター」
 目深にかぶった帽子を指で上げながら、そう声をかけてきたのはエミヤだった。
「……『お帰りなさい』?」
「うむ、疑問に思う気持ちはわかる。だがひとまずは着いてきてもらえるかな?」
「あ、はい」


 この旅の末に待つものは――


「一応及第点と言ったところかしら」
「次はもう少し頑張ってもらいたいものだね」
「何故エミヤまでそっちサイドなのか」


 たとえ味方がいなくとも、マスターは頑張るのだ。




 文章:右近  表紙:紺堂(pixiv

 タイトル:私の妄想しかんがえた虚月館アフター
 サイズ:A5二段組 本文48ページ
 頒布予定価格:500円

 本文サンプル:(pixiv


 エレシュキガル本を作る予定で夏コミに申し込んだら、急に虚月館が来たので。
 虚月館はホント汚い……。
 なんとなくTwitterで色々アフターネタを妄想して書き殴ったりモーメントにまとめたりしてた結果、
 気がつけば虚月館アフター本に……。
 更に書き始めて気がついてみたら『これって虚月館アフターって言うよりステンノ本では?』となってしまったけど、そこはドンマイ。
 まあいつも通りのアレですよ。

 まあそんなわけで8/10(金)東O-30a「裸Yシャツ友の会」までお願いします。なんの間違いか、久しぶりのお誕生日席です。
 なんか会場で水着イベ周回してそうな気もするけど、そこもまあドンマイ。
 お暇な人は覗きに来て、適当に声かけていただけると喜びます。暑さと湿度で死んでる可能性もありますが。

 あと8/12(日)東テ-13a「硝子の月」にも委託して貰う予定なので、3日目しか来ないとかいう人はそちらでも。
 エロ本探しにさまよってなければ俺もいます。多分。
 
 例によって委託はイベント後に残部数見て考える方向で。



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